2024年2月号|1/30開催レポート《シェアシマ特別セミナー》食品企業のためのサステナブル経営入門

日本の食品製造業の未来に焦点を当て、グローバル視点での展望と対応策を探るシェアシマ特別セミナー「食品企業のため
のサステナブル経営入門」。冒頭は農林水産省 中世古様より、サステナビリティに関するガイダンスや、企業の具体的な施策
について紹介がありました。

サステナブル経営アドバイザー/株式会社レスポンスアビリティ代表・足立様による基調講演では、持続可能な経営には企業
とお客様の共同作業が必要であり、食品ロスや原材料のサステナビリティへの意識の重要性が繰り返し唱えられました。ま
た、伝統的な知恵と新しいアイディアの融合こそが不可欠であり、これこそが食品業界のビジネスとサステナブル経営を両立
させる手段であると述べられました。

先進事例の紹介では、日本マクドナルド株式会社 牧様より、再エネ・省エネ対策・リサイクルなど環境保全のための多岐に
わたる取り組みが紹介されました。マクドナルドでは、2025年までに再生可能な素材への変更が計画されており、それに関す
る具体的な行動もお話いただきました。なお、今後もシェアシマでは「サステナブル経営」に関する継続的な情報発信をして
まいります。

本選出場決定!Digi田(デジでん)甲子園2023

内閣官房が実施する「Digi田(デジでん)甲子園2023」に、弊社の本選出場が決定いたしました。「Digi田(デジでん)甲子園」とは、地方公共団体、民間企業・団体など様々な主体が、デジタルの力を活用して地域課題の解決等に取り組む事例を幅広く募集し、特に優れたものを内閣総理大臣賞として表彰する取り組みです。

今年度は、応募総数240件から、55件が本選出場者に選ばれ、インターネット投票と有識者ら審査委員会の審査で、最優秀の「内閣総理大臣賞」を競います。

アサヒグループ食品株式会社が、シェアシマに食品原料の出品開始

ベビーフードやサプリメント・菓子類・フリーズドライの味噌汁といったBtoC商品。酵母エキス・業務用粉乳・業務用フリーズドライなどのBtoB商品を製造・販売しているアサヒグループ食品株式会社が、シェアシマに食品原料の出品を開始しました。

注目すべき商品は、同社が提供する『酵母エキス』。
酵母とは、ビール・ワイン・ウイスキーなどの酒類、味噌、醤油等の調味料、パンの製造に欠くことのできない微生物です。香りや旨味を与えたりと、食生活のなかで非常に重要な役割を占めています。また、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・核酸など栄養成分に富んでいます。

昨今、地球温暖化や病気等の影響により、魚介系・畜肉系などのエキス調味料等の原料供給は不安定になり、価格も高騰しております。こうした課題に直面するお客様の一助となるよう、同社の酵母エキスは旨味を付与するだけでなく、魚介系・畜肉系はもちろん、様々な機能を持っているタイプや、特有の風味を有するタイプ、ほかにもスモーク調味料など、多彩な商品ラインナップを取り揃えております。

MEMBER’S VOICE

ICS-net株式会社
山本 桃子
(プランナー)

その商品、そのブランド、その企業の魅力は何か?何が本質か?を見出して、届けたい先とつながる機会を企画することが、私の生業です。代表の小池さんから、”うちの会社のブランディングをしてくれない?”とお声がけいただいたのが、ちょうど1年前でした。組織づくりのためのパーパスワークや、ロゴ制作に関わり、現在は、シェアシマ事業の根幹であるWebサイト内の企画、運用の見直しや、シェアシマ会員企業様へのご提案、お打ち合わせにも同席しております。
私の生活拠点はシンガポールとペナン(マレーシア)です。したがって、フルリモートワークでのお仕事になりますが、それが叶うのは、ここにいるメンバーとの信頼関係があってこそであり、個々で能力を発揮できる人材が集まっているからだと思います。
シェアシマが取り組む食品製造の新しいかたち、食品製造に本当に必要な情報を集めるためのアクション、Webプラットフォームの構築は簡単ではありません。ですが何よりも、シェアシマ会員の方からの商品開発、原料PRのご相談が後を経たないことに、その必要性をひしひしと感じています。最近では、食品企業ではないところからの、食品の企画開発のご相談、原料調達のお問い合わせも増えています。ご紹介いただいている皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。
まだまだ成長段階のシェアシマですが、どうぞお気軽に食品製造に関わるお悩みをご相談ください。また、シェアシマへのご要望もお待ちしております!

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